カーペットのダニ退治

カーペット(ホットカーペット)とダニ

カーペットは畳の減少とは反対に近年の住宅様式の中でどんどん使用が増えているものです。フローリングの床材の上に敷いて使用するのが一般的ですが、畳の上に敷いたり、コタツの下敷きに使ったりもしています。またコタツに変わって冬の暖房機の一つにホットカーペットを使用する家も増えています。

ダニの繁殖に関して考えると、カーペットやホットカーペットを畳の上に敷く場合、特に注意しないといけません。それは畳の中のダニの繁殖を促進するからです。カーペットの下の畳は湿気がたまりやすくなり、また乾燥しがちな冬場でもコタツの下敷きなどは結露などの影響もあり畳に湿度・温度を与え、また水分が蒸発するのを防ぎ、ダニに絶好の繁殖場所を与えてしまします。

したがってホットカーペットやコタツの下敷きマットなどは冬場であっても定期的に天日にあてて乾燥させることが大切です。そして畳の上にはできるだけ定期的にはがせないような厚く大きなカーペットは敷かないのが望ましくダニ退治の基本です。

またカーペット自体にもダニが繁殖します。カーペットの材質には化学繊維(化繊)が多く使われています。化学繊維(化繊)自体は比較的、含水率が低いのですが、室内湿度が高くなりがちな最近の住宅様式ではカーペットの毛の間に湿度がたまりやすくなり、またエサとなるゴミ、ホコリ、フケ、アカなども毛の間のにたまるのでダニの生息場所となってしまうのです。

カーペットやホットカーペットは材質や製法が個々に違うためダニを完全に退治し予防することは非常に困難といえます。

カーペットのダニ退治@(掃除機)

カーペットのダニ退治(掃除機)

カーペットのダニ退治方法として掃除機を使用することがあげられます。掃除機の吸引力によりダニやその原因となるホコリ・フケ・アカなどを吸い取りダニ退治をしようということです。

この場合、掃除機の吸引力がダニ退治の効率を左右しますが、それに加え、カーペットの製法の影響が大きく現れます。つまり毛がパイル形式のものは毛と毛の間に隙間が出来やすく、ダニなどを吸引しやすいのですが、毛先をカットしたタイプは毛と毛が密集しやすく、隙間がなくなるので、毛の根元に吸引力がおよびにくいのです。当然、毛足も長いほど吸引しにくくなります。

またカーペットの裏にラバー素材を貼り付けたようなものは通気性が悪く、掃除機の吸引力が毛の根元におよばず、ダニ退治の効率も非常に悪くなります。

掃除機を使いカーペットのダニを退治するためにはカーペットを叩きながら行うのが効果的です。カーペットを叩くことで毛の根元に入りこんだダニやホコリが舞い上がるため吸引しやすくなります。また毛が一定方向に寝ている場合は反対方向から毛を起こすように掃除機をかけるようにしましょう。

カーペットのダニ退治A(丸洗いと天日干し)

カーペットのダニを退治する最も効果的な方法は丸洗いと天日干しです。

カーペットのダニ退治(丸洗いと天日干し)

カーペットの種類によっては不可能なものもありますが、できるなら晴天の日に外で洗剤を使いブラシなどをかけながら丸洗いし、大量の水で洗剤やダニを洗い流した後、天日干しにして十分乾燥させます。カーペットの大きさと天気にもよりますが、2〜3日ほど天日乾燥させればいいでしょう。

乾燥後はよくたたき、掃除機をかけてから敷きましょう。カーペットに生息するダニの大半はチリダニ類が多いため成虫が死滅していても、死骸や糞のアレルゲン活性が高いため油断は禁物です。また家の外で丸洗いが困難な場合は布団や畳の高温加熱と同じように業者が行っていますので依頼するのもダニを退治する一つの方法です。