ダニアレルギーの種類と症状
即時型と遅延型
アレルギーは症状により大別すると即時型と遅延型に分けることができます。即時型とはダニやカビ、室内塵といった抗原(アレルゲン)が体内に入ったときに抗体と結びついて起こるもので症状がすぐに現れます。アレルギー性喘息やアレルギー性鼻炎などは即時型で数秒から数時間の間に症状が現れます。
これに対して症状の現れるのが遅れてくるのが遅延型で、アレルギー反応に抗体が関係せずに抗原(アレルゲン)とリンパ球が反応して起こるものです。ダニの糞などが原因で起こるアレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)などは遅延型で症状が現れるのに数時間から数日かかります。
ダニアレルギーの種類と症状
ダニが原因となっておこるアレルギー性疾患の代表的なものとしてアレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性皮膚炎の4つがあります。
このうち喘息と鼻炎は吸入アレルギーと言われ、空気中を浮遊しているダニやカビの胞子など非常に微細なものを呼吸時に吸い込むことでアレルギー症状が現れます。特にチリダニはその虫体だけでなく糞や死骸などのアレルゲン活性が高く、また砕けるとより微少になり空気中に浮遊しやすいため吸入アレルギーの原因になりやすいのです。
各アレルギー性疾患の症状について簡単に下記に示します。詳細についてはそれぞれのページにて説明します。
アレルギー性喘息の症状
気管支が過敏になっており、ダニなどのアレルゲンを吸入すると発作が起こり、激しく咳が出ます。また呼吸が苦しくなり、喘息独特のヒューヒュー、ゼィゼィという呼吸音も聞かれます。
アレルギー性鼻炎の症状
風邪も引いていないのにくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻炎の3大症状が発生する病気で長く続くと、気がめいったり、頭がボーっとしたりします。また鼻をかみすぎたり、吸いすぎて中耳炎などの耳の疾患を引き起こすこともあります。
アレルギー性結膜炎の症状
結膜炎の症状としては目が赤くはれたり、白目の部分が充血したりして、目にかゆみが出る病気です。また目ヤニや涙が流れ出て止まらないといった症状もあります。
アレルギー性皮膚炎の症状
皮膚炎は症状としては皮膚に湿疹や炎症が発生し、かゆみとともに赤い斑点が発生します。特にひどい場合、かゆみのため夜も寝られないときがあります。小児に多く見られるアトピー性皮膚炎もアレルギー性皮膚炎の一種と考えられています。